書籍紹介


世界一素敵な学校 改訂版
 ダニエル・グリーンバーグ 著/大沼安史 訳

サドベリーバレースクールの開校当初からの様々なエピソードが詳しい実話とともに書かれているので、サドベリーとはどんな学校なのかがよくわかる本です。
特に「学び」「評価」「スタッフ」についての項目は、サドベリーの特徴として必読です。
巻末には、サドベリーバレースクールの卒業生がどんな人生を歩んでいるのかについて、卒業生の言葉を引用してまとめられています。


自由な学びが見えてきた―サドベリー・レクチャーズ
 ダニエル・グリーンバーグ 著/大沼安史 訳

ダニエルグリーンバーグ氏による、サドベリーバレースクール創立30周年記念の連続講話を全訳した本です。
遊び・会話・親・デモクラシーなど、30年の経験を振り返りながら、サドベリー教育の本質や基本理念について述べています。
産業革命後だからこそ存在の意味のある教育としてサドベリーをより理解するための本。「世界一素敵な学校」の続編です。


自分を生きる学校―いま芽吹く日本のデモクラティック・スクール
 デモクラティック・スクールを考える会 編

2006年まっくろくろすけなど3校の計画でデモクラティックスクールらしい歩みでできた、保護者・生徒・卒業生・スタッフの声がつまった本です。
特に印象に残った卒業生の言葉に
「〈宙(スクール)〉がおもしろいかおもしろくないかは、自分が今をおもしろいかどうかってこと」
「自分が楽しいと思ったら、それはきっちり大人まで自分の中に残る。誰かの思いではなくて、自分の思いで身につけていく。これが大切だと思う。」というものがあります。
デモクラティックスクールの考えは素敵だけど、不安や迷いを感じている親御さんや子どもさん、全ての人に読んでいただきたい一冊です。


遊びが学びに欠かせないわけ
 ピーター・グレイ 著/吉田新一郎 翻訳


小さな天才の育て方・育ち方
 吉田晃子 星山海琳 著

「子育てがうまくいく方法」があるとすれば『子育ちをじゃましない』こと。
まるごとの子どもを信じる子育てをしてきた吉田晃子さん(母)と、小中高校に通わずに17歳の夏に突然、大学に行こうとチャレンジし、わずか半年間で入試合格を果たした星山海琳さん(娘)。
母と娘、それぞれの視点が一冊にまとめられています。
生きる力のかたまりとして生まれてきた人が、どうしたら天才のまま大人になっていくのか?そのヒントがこの本に!!


不登校になって伸びた7つの能力
 吉田晃子 星山海琳 著