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プレオープンのアーカイブ

ルールを守れないその訳は・・・

現在最年少のAちゃんが、ルールを守ってくれないということが前回のシードームのときに、ミーティングで議題になった。「どうして守れないのだろう?」「まだ、小さいから早いのだろうか?」「ルールの方に問題があるのか?」という話のながれだった。「もしかしたら、シードームの仕組み(ルールを守って自由に過ごすということ)をまだ、きちんと知らないのかもしれない。そこからだ。」ということになり、家庭で、そして、シードームのメンバー仲間で、シードームの仕組みをAちゃんにしばらく伝え直すことにしてみることになった。
そして、今日、Aちゃんの振る舞いがかわった。「ねー。ほら、ルールまもっているよ。」とアピールすることもあるくらい、自分の振る舞いがシードームに適切かどうかを意識していた。
周りのメンバーは、もう、何も言わない。自然に仲間として受け入れていた。
大人に押し付けられるのと、自分から自分の振る舞いを振り返るとは、これほど違うのかと思った。

さて、本日のミーティングでは、雛人形を折り紙で折って飾っていたBちゃんからの提案、「3月3日にCちゃんの誕生日会とひな祭り会をやりたい」についてだった。みんなが、盛り上がる中、意外なことにCちゃんが、なかなか、いいと言い切れない感じだった。「わたしの誕生日会と、ひなまつりとどちらがやりたいの?いっしょくたにされちゃうのはいやだな。」確かに。それには、みんな納得して、午前と午後で分けるなどを提案したけど、結局は、3月1日にひな祭り会に、3月3日に誕生日会になった。
私も、幼稚園・保育園で仕事をしていたときに、同じことを思ったことがあった。3月の子はひなまつりと、5月の子はこどもの日と、7月の子は七夕と一緒に誕生会をすることが、あたりまえのようだった。
毎年、同じような誕生日の祝われ方をするのだから、どう思うのだろう?だけど、この日のミーティングでCちゃんが、異を申し立てしてくれなかったら、私はCちゃんの思いにきづけなかったかもしれない。Cちゃんが、言ってくれたことに、感謝したい。そして、日にちを分けてお祝いすることに、承諾したメンバーにも感謝したい。

ミーティングが長いよ~

新しく決まったことは、小さな紙に書いてお知らせボードに張っている。それをみれば、ミーティングノートを読み返さなくても、最近の大事な決定が分かるようになっている。しかし、お知らせボードの広さも限界があって、いっぱいになってくるし、大昔に話し合い途中だったことも整理しないといけない。そこで、ミーティングの項目に、「掲示板整理」について話し合う時間をとったらどうか?という、意見が出た。
 もう一つ、こどもが1ヶ月に活動に利用出来る予算を「こがねむし」と呼ぶようになったが、それについて話し合うことも、ミーティングでしたいと提案した。
 そこで話し合った結果、火曜日ミーティングが「こがねむし」について、木曜日ミーティングが「掲示板整理」についての話し合いを追加することになった。

こうして、ミーティングをすすめていると、時間がどんどんたっていって、1時間くらいあっという間に過ぎていく。そこで、「ミーティングの時間が長いので、時間を決めたい」という話もでた。
スタッフの私に言わせれば、ミーティングの時間は、とても面白いので、1時間くらい気にならないのだが、「早く遊びたいので、ミーティングを終わらせたい」という気持ちも分かる。
「早く遊びたいからミーティングにでない」というわけにはいかないから、「早く終わらせて欲しい」ということのなのだろう。ミーティングを大切にしたい気持ちが伝わってくる。

何時に終わらせるか、その場合続きはどこで話し合うのかは、次のミーティングで話し合われることになった。

今の時期、スタッフもチラシ・パンフづくりに忙しくしていると、メンバー同士で誘いあって楽しんでいる。おそらく、もっとメンバーが増えればこうして、スタッフの必要性は減り、メンバー同士で学び合いが充実してくるだろうと思う。

今日も漫画サポーターの方が来てくださって、別室でマンガ講座が開かれた。終わって部屋に戻ってくる表情を見ると、とても楽しかったことが想像される。

何をするのも、しないのも、すべて自分発。常にそれができる空間でありたい。

コガネムシ

今日のミーティングでは、メンバーにシードームのお金の流れを伝えて、自分たちでもお金を動かしてシードームを運営できることを伝えたいと思い、私から、話をした。
少し難しい話だったけど、興味のあるメンバーは聞いていてくれた。さて、メンバーの活動に直接費やせるお金を決めたいと、私のほうから提案してみたところ、すんなりと受け入れてもらえた。
「このお金の予算の名前を何にしようか?」と聞くと、
「予算って、なんですか?」という問いが。
「これだけは、メンバーの活動のために欲しいものに使えるって、決めたお金のことだよ」
「ヨサン・・・この言葉はムズカシイ・・・」
「子どものお金だから、シキン(子金)ってのは?」
「よく、わかんない。」
「じゃ、コガネ(子金)は?」
「それ、おもしろそう」
「じゃあ、コガネムシは?」
「いいねー。コガネムシにしよう。」
ということで、メンバーの活動に使われるお金はコガネムシと命名された。
その後、コガネムシをいくらにするかも、いろいろと話し合われて、結局、とりあえず、一ヶ月5000円ということになった。

今日ははじめての登録講師の方(サポーター)が、来て下さり、今後の打ち合わせをする日だった。
「まんがの描き方をおしえてほしい」との、メンバーの要求からはじまったものだ。
今後どのように教えに来ていただくか、私も加わり3者で話し合った。
「私はこれまで、多くの方の恩を受けてきたので、今度はその恩返しをその方々にするかわりに、自分ができる相手に返していきたいです」と、サポーターの方が話して下さった。
素敵なおはなしが聞けて、とても嬉しかった。

喧嘩?勃発

初めて参加するメンバーと、見学にいらしたご両親に、私が説明をしている間、となりの部屋では、ダンボールの迷路に盛り上がっていた。
その後、公園に行きたいメンバーは公園にゆき、押入れの3階にはしごで登って楽しんだり、消しゴムはんこに挑戦したり、はりがねアートをやってみたり・・・
押入れ3階にのぼって、戸をしめると真っ暗にして、マックのおまけでピカチュウのライトを照らすと、見事にピカチュウが映し出された。それにしても、この押入れは大人には狭い・・・。
外は、前日の雪が溶けたところで、水たまりがいくつもできていた。にもかかわらず、サッカーボールを蹴って走り回る・・・。
雪を投げたの投げないの・・・。ボールをとった、とられた・・・。喧嘩?発生。
どうなるかな~?と見ていたら、ひとりの子が怒って訴えてきた。
Aくん「ボールとった!それに、雪もなげたよ!」
スタッフ「どんな気持ちだった?どうしたい?」
A君「あやまって欲しいのに・・・」
スタッフ「あやまってもらいに言ってくる?ひとりでできそう?」
すると、すたすたと相手のところまで行って、
A君「あやまってよ。」
B君「・・・・」
A君「あやまってよ。」
B君「ごめん」
A君「じゃ、一緒にあそぼ。」
というやりとりが聞こえてきた。A君の切り替えの早さに拍子抜けしてしまった。
大人が仲介するのが当たり前でやってきた子は、シードームでも、大人に助けを求めてくることが多い。
シードームでは、スタッフは仲介も加勢もせずに、自分たちの力で関係をとりもどすことを、待つようにしている。
それでも、正直、喧嘩のときは、少しハラハラする。
どんな対応をしたらいいか、いつも迷いながら、そのときベストだと思えるかかわりをしようと思っている。
今日も、一件落着と思ったり、他の方法がよかったのではないかと思ったり、答えはでなかった。

電子ピアノ、ありがとうございました。

2月8日

「やめてと言われたらやめないといけない」
というルールが、シードームにすでにあると思い込んでいたメンバーがいたが、
実際は、きちんとルールになっていなかったので、今回、それをルールにしようかを話し合った。

「悪いことをしてないのに、『やめて』と言われたら絶対やめないといけないのはちょっと~」
「いじわるはすぐにやめないといかんけど、いいと思ってやってることなら続けてもいいと思う」
「やってるほうは、いいと思っていても、されてるほうは嫌かもしれないし・・・」
「相手が嬉しい事か、嬉しくないことかはわからないから、本気でやめてほしいのかわからない・・・」
「『本当にやめて』っていったらやめるにするのはどう?」

自分の気持ち、相手の気持ちについて、考えてみる。
おそらく、メンバーたちも、これまで経験したケースを思い返しながら、いい考えを探っているようだった。

結局、話が煮詰まらないでいたときに、
「とりあえず、『やめてといったらやめないといけない』ルールでやってみて、もし、都合がわるくなったら、そのとき考えたら?」という、メンバーの一人の提案で、ルールになった。

なるほど・・・先を見通して考えても分からないときは、まずやってみる。みんな、納得だった。

自然食レストランごっこをして、ミニチュアの料理をつくったり・・・
遠くの公園まで歩いて出かけていって、おなかがぺこぺこで歩けなくなるくらいまで遊んだり・・・
はしごをつかって、おしいれにのぼったり・・・
電子ピアノのデモ演奏でクラッシックを聴きながらお弁当を食べたり・・・
今日も、思い思いに過ごしました。

新しく寄付していただいた、電子ピアノに、メンバーもスタッフも大喜び。本当にありがとうございました。

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